国道 308 号 スペシャルページ

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☆写真をクリックすると拡大して表示します.

国道 308 号 データ

2004 年 8 月初訪問 & 全線走破
起点:大阪府大阪市,終点:奈良県奈良市
総延長:32.0km
主な経由市町村:東大阪市,生駒市

大阪と奈良を結ぶ国道.
大阪と奈良を結ぶ道はほかに国道 163 号や第1阪奈道路などがありますが,第2阪奈道路ができるまでは国道 308 号が一番最短距離で結んでいました.
また,大阪と奈良の境の有名な暗峠もこの国道沿いです.
(暗峠についてはコチラ
第2阪奈道路ができるまでは結構な交通量があったこの道路.実態はいかに….

☆このページは,
側に写真で側に文章があるもの:奈良県大阪府に向かうときの写真
側に写真で側に文章があるもの:大阪府奈良県に向かうときの写真
になっています.

奈良県道 7 号から国道 308 号へマピオン
田んぼの中のあぜ道に見えますが,これが国道 308 号です.
この道の脇にはちゃんとおにぎりもあります.
国道 308 号は始終こんな感じで,国道なんてこれっぽっちも感じさせないような道路が続きます.

上の写真を反対方向から
大阪方面から来たときは,この橋を渡ると奈良県道 7 号に着きます.
こちらも,おにぎりがなければ国道という感じがしません.
奥の方には「止まれ」の標識も….

生活道路を行く(奈良編)
この辺から急坂が続きます.
この写真のように,国道 308 号は生活道路になっているところが多く,通行量は結構多いです.
離合は沿線の住宅にちょっと入らないと不可能なところも多いです.

第2阪奈道路の上を行くマピオン
この橋の下は第2阪奈道路です.
それにしても狭い….

上の写真付近の分岐点マピオン
大阪方面から来たときは,第2阪奈道路との交差の前に分岐があります.
アスファルト舗装のほう(斜め左折)が国道 308 号です.
当然(?)青看板はありません.
また,このあたりは路面の凹凸があるので注意.(私が通ったとき,フロントスポイラーを擦ってしまいました…)

生活道路はまだまだ続く
奈良県側の最大の難所がこの辺ではないでしょうか.
カーブと急坂が続きます.(奈良側から来たとき,この辺は一旦下り坂になります)
私が通ったとき,対向車が来て離合場所がないのでバックで上り坂を 50m くらい上りました.

森の中へ…マピオン
数少ない片側 1 車線区間.
大阪方面から来たときは,ここから 1.1 車線区間になって森の中に入っていきます.
夜来たら吸い込まれそう….
この付近では第2阪奈道路の小瀬料金所が一望できます.

ミスルート必至…マピオン
ここは地図があっても(?)ミスルート必至な場所です.
ここを斜め左折するのが国道 308 号ですが,その斜め左折のほうは点線があり,いかにも「道なりではない」ことをアピール.
青看板なし(片側 1 車線なのに…),国道 308 号を示すような標識も全くありません.
地図を見ていて「この辺で斜め左折だな…」と思っていても,まさかここで左折とは思わないのでは…?
この少し先が小瀬料金所で,アンダーパスが見えたら行き過ぎです.

2t ロングボディ車以上通行不可
この区間に限らず,国道 308 号は全線に渡って大型車は通行困難です.
アルファードなら,ガソリン車は OK でハイブリッド車は NG??(発想違)

対向車が来たー
この辺は上り下りが続きます.
相変わらずの住宅街で通行量も多く,離合も大変です.
(このときは,この交差点で離合しました)

近鉄生駒線との踏切マピオン
1.1 車線の道で,直角に曲がって線路と交差しています.
この細さに,私は最初躊躇してバックで戻ろうとしたんですが,後続車が来ていたのでバックできず….
しかも踏切の警報機が鳴り出して…出るに出れなくなりました.
この細さですが,一方通行ではありません….
電柱にあるおにぎりが,この道が国道であることをアピールしています.

国道 168 号との交差の青看板
ちょっと見にくいですが,国道 308 号を示す方角には「大型車通行禁止」のマークが書かれているだけで,方面は書かれていません.
普通ならば「暗峠」とかでも書いてあるものですが….

一方通行区間(奈良編)マピオン
国道 168 号との交差付近は一方通行になっており,奈良方面から大阪方面に向かう方向は国道指定されていますが,逆は県道になっています.
大阪府内にも一方通行区間があり,こちらも奈良方面から大阪方面のみ国道指定です)
大阪方面から奈良方面に向かう場合も,この辺は何となく道なりに行けば迷わないと思います.

暗峠の方角を示す看板
やっと「暗峠」の方角を示す看板に巡り会えました.

分岐点へ…
斜め左折のコンクリ特殊舗装のほうが国道 308 号です.
ここから,さらに急坂が始まります.

継ぎ接ぎの道を行く…
住宅街の中を,コンクリとアスファルトの継ぎ接ぎの道を上っていきます.

上の写真を反対方向から
この区間はハイキングコースになっており,ハイカーや自転車の人が目立ちます.
ここは下りなのでラクでしょうが,峠を上るときはさぞお疲れになったと思います.

下り坂はまだ続く…
コンクリ特殊舗装の下り坂はまだ続きます.
この写真を撮影しているとき,このバイクに追い越されました.
生活道路であるため,通行量は多めです.

国道 308 号の方向を示す看板マピオン
ここはT字路なので見落とすことはないと思いますが,この写真の方向を見ると…(下の写真に続く)

この方向でホントに合ってる??
こんな感じです.
「この方向が国道なの?」って思わず疑ってしまいそうです.
夜だったらさらに恐怖度アップでしょう.

上の写真を反対方向から
奈良方面から来たときは左折になりますが,ここはめずらしく(笑)親切におにぎりがあるので,見落とさなければ大丈夫です.

車幅 1.8m ロングボディ車以上通行不可
重量制限に続き,車幅制限の看板です.
しかし…(下の写真に続く)

車幅 1.3m 制限!
上の看板から数 10m 行ったところに車幅 1.3m 制限の看板が!
(「8」の文字の左半分が欠けて「3」になっているワケではありません)
しかも「転回不能」という文字で脅迫(?)しています.
車幅 1.3m 以下のクルマなんてあるのかどうか調べてみたら…ダイハツのミゼットU(でも絶版)が車幅 1295mm だそうです.
ほとんどのクルマは,ここを通行すれば「道路交通法違反」でしょうか….

道しるべマピオン
上の車幅 1.3m 制限の看板のところにある道しるべ
大阪方面から来たときはここで右折です.
この付近は虫が多く,この写真を撮影するときも飛び交っていて大変でした.

ラストスパート!(奈良編)
奈良方面から来たとき,ここまで来たら暗峠まであとちょっとです.
斜め右折方向にも道がありますが,道なりの方向が国道指定されているようです.
奈良県側は,こんな感じで片側 1 車線の区間が部分的に存在しています.

暗峠到着!
暗峠についてはコチラ

ラストスパート!(大阪編)
最後の心臓破りの坂です.
峠って人里離れた山奥にあるイメージがあるのですが,この付近はまだ住宅街です.
(「まだ」と言っても,国道 308 号はずっと住宅街を抜けてるので,いつまでたっても人里離れることはありません…)

ホントにこっち!?マピオン
国道 308 号を扱っているサイトならどこにでも掲載されている有名な場所.
フォレスターが止まっている方向ではなく,斜め左折方向(コンクリ特殊舗装)が国道 308 号です.
よーく見ると案内標識がありますが,斜め右折方向にはゲートもあるので,見落としても迷うことはないでしょう(笑)

上の写真を反対方向から
奈良方面から来たときは,ここを斜め左折です.
案内標識はありませんが,大阪方面から来たときと同じく斜め右折方向にはゲートがあるので迷わないと思います.

ローアングルではありません(笑)
これでもか! と言わんばかりの急勾配が続きます.
私のフォレスターは2速で上がっていきます(というかローギアのトルクがない(涙))が,ローギアでうなりながら走るクルマも多いでしょう.

ちょっと休憩
急坂が続き,数少ない平坦な場所でちょっと休憩….

上ってくるクルマ
上の写真の場所で休憩していると,クレスタが上ってきました.

そして通り過ぎた…
そして上っていきました.(当たり前ですが(笑))
かなりうなって上っていきました.
私のクルマは余裕で上っていきます.ターボ車の有り難みを感じました.(でも燃費が…(涙))

道しるべ
枚岡公園にある道しるべです.
ここも急坂で,下ってるクルマの前に飛び出してくる人がいると危険なので,それを防ぐ看板もあります.

枚岡公園に停車中マピオン
上の写真と同じ場所です.
この撮影の後,坂道発進がタイヘンでした.
AT車なのに,アクセル踏みながらサイドブレーキ解除して発進しました.

いきなり急勾配がお出迎え
一方通行区間が過ぎると(奈良方面から来たときは一方通行区間になる前),いきなりこのような急勾配になります.
この後,暗峠までずっとこのような急坂がが続きます.

おにぎりがない不安を払拭
この付近はおにぎりがありません.(暗峠頂上から近鉄奈良線の交差付近までの区間は1つもないと思います)
しかし,沿線に一定区間ごとにこのような看板があります.
これで「あ,ここは国道 308 号で合ってるな…」って安心します.

一方通行合流地点
大阪方面から来たときは,一方通行区間はここで終わりで,ここで左折します.
交差道路の傾き加減が急勾配さを物語っています.
道路右側のひし形の看板は,道路凍結時に警告が表示されるそうです.

「ご遠慮願います」と言われても…
大阪方面から来たときの一方通行区間(ここは国道指定なし)にある看板.
「通行ご遠慮願います」と言われても,ここを通らないと暗峠に行けないんです….

分岐点へマピオン
大阪方面から来たときの一方通行区間の途中にある分岐点.
一応,看板はあるんですが…(下の写真に続く)

見落としそうな看板
露出過多で見づらいですが,こんな看板(と,もう1つ小さめの看板)しかありません.
もちろん(笑),道が細くなっている斜め右折が国道 308 号方面です.
見落とさないように気をつけましょう.

一方通行区間(大阪編)マピオン
近鉄奈良線との交差付近は一方通行区間となっており,奈良県内にある一方通行区間と同様,奈良方面から大阪方面のみ国道指定です.
この青看板は,方面が「奈良」になっています.
国道 308 号が大阪と奈良を結んでいることを思わせる一瞬です.

大阪府内最後のおにぎり?
このおにぎりを過ぎると,奈良県入るまでおにぎりがなくなります.
(私の見落としかも知れませんが,たぶんないと思います)

いきなりミスルートしそう!?マピオン
箱殿交差点を東方向を行ったときの写真.
直進ではなく,斜め右折が国道 308 号です.

箱殿交差点の西側からマピオン
箱殿交差点の西側の府道から撮影.
ここ,国道 308 号かと思いきや,大阪府道なんですよね….
国道 308 号は,なぜか第2阪奈道路沿いを通るようにバイパスしています.

玉造駅付近マピオン
この付近は,さすが大阪市内だけあって「国道」の風格があります.

【まとめ】

「車幅 1.3m 制限」の看板を見たときはちょっとビックリ(「ちょっと」というのは,1.3m という数字があまりにも現実離れしているので(笑))しましたが,3ナンバーであるフォレスターも通れるぐらいなので,普通の乗用車ならば問題なく通れると思います.
しかし,離合不可+急勾配が続き,走りの難易度はトップクラスです.
運転に自信がない方は,上手い方に代わってもらいましょう.
また,大阪側のほうが勾配が急なので,(上れるのであれば)大阪方面から奈良方面(東行き)のほうが安全です.
(逆方向の時は,大阪府内の下り坂に十分注意しましょう)


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